「プチッと鍋 地鶏だしゆず塩鍋」実食レビュー！あの酸味さえなければ…

「プチッと鍋 地鶏だしゆず塩鍋」を実際に作って食べてみました。

結論から言うと、この鍋つゆは私には刺さりませんでした。
ゆずの変な酸味が気になる…。という点がイマイチだったというのが正直な感想。

これから実食レビューをしていきますが、それなりに酷評します。
そういった内容が不快な方は、このあたりでブラウザバックしておくことをおすすめします。

「プチッと鍋 地鶏ゆず塩鍋」とは

「プチッと鍋」はエバラ食品が販売する濃縮タイプの鍋つゆです。

小さなパウチ状の容器に凝縮された調味料を、その名の通り「プチッと」割って出し、水で希釈するだけでおいしい鍋スープができあがります。
1プチッとが約1人前で、必要な分だけ使えるのもいいところです。

現在は11種類ものバリエーションがあり、定番の味噌や醤油ベースから、キムチや豆乳などいろいろな味が揃っています。

「プチッと鍋 地鶏ゆず塩鍋」を実食レビュー

今回の実食では、以下の材料を使用しました。

スープは変な酸味が気になる点がマイナス

パッケージを開けて水で希釈すると、あっさりとした色味のスープができあがります。
塩ベースなので、疲れて食欲がないときでもサッパリ食べられそうな見た目です。

しかし、実際に口にしてみると、予想外の酸味が強く感じられました。
ゆずの爽やかな香りというよりは、どこか人工的な酸味……。

和食屋さんの上品なお吸い物のような味わいを期待していたのですが、フレッシュな柑橘の風味ではなく、カクテルなどに使われる濃縮果汁のような安っぽい酸味が気になりました。

地鶏の香りはじわっと効いている程度で、全体的にはその酸味が主張しすぎているんですよね〜…。

白菜＆長ネギのコンビが鉄板

具材との相性を見ていくと、この手のさっぱり和風鍋には白菜と長ネギの組み合わせが鉄板。
野菜の自然な甘みとやさしい味のスープが一体化して、ほっこりとした味わいを楽しめるんじゃなかろうか。

…と思ったんですが、ここでもスープの酸味が気になってしまい、野菜本来の美味しさを十分に引き出せていないように感じました。
白菜の甘みとゆずの香りが調和すればステキな組み合わせになるはずなのですが、その酸味のせいで少し残念な結果に…。

肉はもちろん鶏！骨付きがグッド

肉は地鶏だしに合わせて鶏の手羽中をチョイスしました。

手羽中は長時間煮込まなくても身離れが良く食べやすい部位です。
また、骨付きなので良いダシも出て、鍋にはもってこいの選択だと思います。

地鶏だしのスープと鶏肉は当然ながら相性が良く、味の調和という点では申し分ありません。
しかし、ここでも例の酸味が全体の味わいを少し損なっている印象を受けました。
上品な地鶏の旨味と鶏肉の風味が、人工的な柑橘の酸味によって台無しになってしまった感があります。

〆は雑炊に

鍋の〆は定番の雑炊に。 スープの酸味を和らげるために、追加で水を入れて薄め、薄口醤油とみりんで味を整えました。

水で薄めたことで気になっていた酸味は控えめになり、具材や鶏の旨みが効いた美味しい王道の雑炊に仕上がりました。

ただ、これはもはや「プチッと鍋 地鶏だしゆず塩鍋」本来の味とは言えないかもしれません。
スープをかなり改変してしまったので、純粋な〆のレビューとしては参考にならないかもです。

おいしさ評価＆他の鍋つゆと比較

「プチッと鍋 地鶏ゆず塩鍋」のおいしさの総合評価としては、100点満点中65点といったところでしょうか。

点数からもわかると思いますが、ぶっちゃけイマイチでした。
まずいとまでは言いませんが、美味しいとも思えず、リピート購入はたぶんしないです。

ちなみに、これまでレビューした鍋つゆたちはコチラ↓。

「プチッと鍋」シリーズの中でいうと、「寄せ鍋」や「旨辛みそ鍋」、「中華しょうゆ」などの方が、味のバランスが取れていて美味しく感じました。
地鶏だしゆず塩鍋は、あの酸味さえなければ美味しかったかもしれませんが、残念ながら全体の評価を下げる要因となってしまいました。

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鶏系の鍋つゆでいうと、味の素の鍋キューブシリーズの「鶏だしコク醤油」がオススメ！

めちゃめちゃ加工食品なんですけど変な化学の風味はなく、いろんな具材に合う万能鍋つゆとなっています。

やっぱり人工的な酸味がちょっと…

おいしさ評価：：65点/100点

「プチッと鍋 地鶏だしゆず塩鍋」は、手軽さと使いやすさという点では優れた商品ですが、味の面では個人的には期待外れでした。
人工的な酸味が全体の味わいを損なっている印象を受けました。

ただし、これはあくまで個人の感想です。
塩ベースのさっぱりとした鍋が好きな方や、少し酸味のある味わいを好む方には合うかもしれません。
また、規定量よりも薄めて使ったり、他の調味料と組み合わせたりすることで、より美味しく楽しめる可能性もあります。